トップページ / 手機織り体験 / 丹後ちりめんができるまで / 手機と力織機 / 織機調整講座

織機調整講座

  1. ジャカード機の調整
  2. ピッカーの取り換え要領
  3. ステッキの交換要領
  4. 杼投げミスと両蹴りの調整要領
  5. ピッカー受けの調整(チェックモーション)
  6. 追い杼装置の調整
  7. 杼箱の高さ調整の要領
  1. 杼箱交換時期の調整
  2. 筬の合わせ方の手順
  3. 巻き取り、巻き取り停止の調整
  4. 送り出し装置の調整
  5. 安全器の調整
  6. 杼のガラつき
  7. 織傷、欠点

ジャカード機の調整
  1. 開口の時期・・・一般的(ちりめんなど)にはクランク角(織機のフレーム左側にあるタイミングホイール)を 20~30°前にしてナイフエキセン(ジャカードの縦針の高さを調節する)を垂直に取り付ける。 (帯などの弱い縦糸、幅の必要な織物などは0°近辺)
  2. 開口量は原動アームを水平に置きクランク軸より外側にセットすれば大きくなり、内側にセットすると小さくなる。
  3. 量を変えると竪針とナイフの間隔が変わってくるので、織機をナイフロッドが垂直になった状態にして竪針とナイフの高さの間隔が 4~5mmになるようにナイフロッドと原動アームの取り付けネジで調節する。(ダイレクトの場合は少は3~4mm)
  4. ナイフロッドを上げるとナイフは下がり竪針とナイフの間隔は広くなり、ロッドを下げると間隔はせまくなる。


  1. ナイフの上・下で高さが異なる時は押し上げロッドで調整する。
  2. 杼口の高さは図のように上糸と杼の前面上部との間に1~2mm隙間があいておればよい。この隙間が狭いと杼が飛ぶことがあるので注意すること。




トップページに戻る