- 開口の時期・・・一般的(ちりめんなど)にはクランク角(織機のフレーム左側にあるタイミングホイール)を
20~30°前にしてナイフエキセン(ジャカードの縦針の高さを調節する)を垂直に取り付ける。
(帯などの弱い縦糸、幅の必要な織物などは0°近辺)
- 開口量は原動アームを水平に置きクランク軸より外側にセットすれば大きくなり、内側にセットすると小さくなる。
- 量を変えると竪針とナイフの間隔が変わってくるので、織機をナイフロッドが垂直になった状態にして竪針とナイフの高さの間隔が
4~5mmになるようにナイフロッドと原動アームの取り付けネジで調節する。(ダイレクトの場合は少は3~4mm)
- ナイフロッドを上げるとナイフは下がり竪針とナイフの間隔は広くなり、ロッドを下げると間隔はせまくなる。
- ナイフの上・下で高さが異なる時は押し上げロッドで調整する。
- 杼口の高さは図のように上糸と杼の前面上部との間に1~2mm隙間があいておればよい。この隙間が狭いと杼が飛ぶことがあるので注意すること。
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