- 機をクランクシャフト左側についているタイミングホイールで250°に合わせる。
- ピッカー押さえを取り外し、ピッカースピンドル(ピッカーが通っている棒)の両端に取り付けてあるメタルのボルトを弛めて、
スピンドル棒をピッカーが入るまで抜き取り、バッファーを入れ次に新しいピッカーを差し込む。
- スピンドル棒の両端のメタルのボルトを仮締めし、杼箱に杼を入れてピッカーの中心に杼のチップ(先端)が当たっているかどうかを確認する。
- ピッカーの高さ調整はピッカーレールによって行う。また、前後調整はスピンドル棒を支えている前後のホルダーによって行うが棒が杼箱と水平になるように調整する。
- ピッカー押さえをピッカーの1mm上部に取り付け、それぞれのネジの締め付けを確認する。
- 取り換え後に、ピッカーを手で押し出し杼箱のスエルにピッカーが接触していないか、杼箱の棚の上下に接触する事がないかどうかを必ず確認する。
これをしないと後でトラブルの原因となるので十分調整する。
- 杼箱の高さがそれぞれ違う場合は、ピッカー押さえの高さ調整を1mm以上広く取ることがある。
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