- 経て糸を張った状態で筬を吊り下げ、筬が納まる位置を決める。
- そのまま筬袋に筬をはめ込むが、筬袋の底に矢金の少し細い太さの番線を入れてその上に筬を入れる。
これは筬羽が減って糸が切れ易くなった時に、この番線を取り除いて筬を下げて、経糸を打つ位置を変えるためである。
- 筬をはめ込んだ後、左右の杼箱ガイドと筬の間に隙間ができる。その隙間に古い筬を(セギ板と言う)切りはめ込む。
- また、筬をはめ込む時、筬溝とのガタ付きを無くす為にハガキ、チラシ等の薄紙を上下にはめる。これはセギ板と筬を一直線に保つためでもある。
- リードキャップを取り付けた後で杼箱とセギ板との出入りを調整するが、筬袋裏側にあるアジャストボルトで行う。
ボルトを締めるとセギ板は後ろに下がり、ゆるめると前に出てくる。スコヤー(L型の金具)で出入りを調べる。
|